2015年6月3日水曜日

ソーラーインパルス

テレビでも大きく報道されているので、御存知の方も多いと思います。


これは太陽光のエネルギーだけを使って大陸間の飛行に挑むというプロジェクトです。
今回は中国の南京市からハワイへノンストップで飛ぶ予定だったのを、天候が悪化した為、急きょ名古屋空港に着陸したようです。

今回の報道でこのようなプロジェクトが進行しているのを初めて知り、早速調べてみました。
飛行機の翼や胴体の上部に1万7000枚以上のパネルを搭載しており、空飛ぶメガソーラーと言えるほどの発電能力を持っています。
1日あたりの発電量は最大で340kWhになり、昼間に発電した電力は内臓のリチウムイオンポリマー電池に充電して夜の飛行に備えるシステムになっているそうです。
飛行速度は最高で時速140キロメートル、最低でも時速36キロメートルで飛ぶことができ、驚きは機体の重量が2300キログラムであるというです。
これは大型のSUV車と同じ位の重量でしょうか?

これからハワイ~アメリカ西海岸・中部・東海岸~ヨーロッパに立ち寄ってからアブダビへと戻るスケジュールだそうで、総飛行距離は3万5000キロメートルに及ぶとのこと。
ぜひ世界一周のプロジェクトを成功させて、太陽光エネルギーによる飛行機の可能性を広げて欲しいものです。

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